柔拳法の紹介
柔拳法とは柔術拳法の略で、その名の通り打撃あり、投げあり、寝技ありの今でいう総合格闘技です。 これは中村久宗家が武田流合気之術から柔術により近い技術を抽出しまとめ上げたもので、 合気道よりもかなり古流寄りの技術体系になっています。 稽古も合気道よりは少々ハードなものとなりますが、総合格闘系の技を覚えたい人やガンガンやりたい人にはお勧めです。 武田流ではこの柔拳法でも試合を導入しています。
道場での練習は、練習時間前半は打撃・投げ・寝技などの基本応用を織り交ぜて行います。 そして練習時間の後半には実戦形式の組拳乱捕によって各々が自分の技術を確かめ、習得していきます。
組拳乱捕試合(くみけんらんどりしあい)
各々拳と脛にサポーターをはめ、打撃、投げ、寝技を駆使して一本勝負で試合を行います。 ルールは平たく言えば総合格闘系のそれです。 手による打撃は上中段、蹴りは中下段となっていて、上段にはライト・コンタクト、 中段及び下段に関してはハードに当てて構いません。 打撃によるダウンやスタンディング・ダウン、捨て身でない投げ、極めや絞めでのタッピングは即時に一本となります。
空手、柔道、柔術、ボクシングなど他武道経験者が自分のやり方で戦うことが出来ますし苦手な分野を克服することも出来るので、 様々な方々に楽しんで頂けると思います。
- 2009-09-22 (火) 21:52